【第三話】ゴルフレッスンと雑誌のデメリット

第二話はこちら↓

【第二話】ゴルフスクールにて特訓開始!
第一話はこちら↓ 松山が選んだゴルフスクールはインドアレッスンでした。 近くに打ちっぱなし場があるにもかかわらずインドア...
松山くん
全然ダメだ・・・

思わず声にしてしまっている松山がいました。
一体何があったのでしょうか?

松山くん
田中ー
合計スコアは97で合ってる?
同僚の田中
合ってる!
またベストスコアを更新した!
松山くん
やるな~
この調子で90も切れるんじゃないか?
同僚の田中
まずは95を切ることが目標かな~
松山は110で合ってる?
松山くん
ああ、合ってるよ。
同僚の田中
何落ち込んでるんだよ!
前よりいいスイングしてるじゃん。
松山くん
もっと練習が必要だな~
同僚の田中
おう、がんばれよ~
松山くん
くそ!
余裕かましやがって!
絶対あいつに勝ってやる!

松山は田中とのラウンドで負けてしまいました。
原因はボールがスライスしてしまうことでした。

インドアで練習していたため
ボールの飛び方を見ることができません。

そのため最初の2~3メートルでボールが真っ直ぐ飛んでいれば
その先も真っ直ぐ飛んでいると判断してしまったのです。

実際のラウンドでもボールが想像以上にスライスしていました。
気持ちよく打ててコツを掴みかけたと思ったのは勘違いだったのです。

松山くん
会費払って練習していたのに・・・
これじゃ全然ダメだ。

田中がゴルフスクールで上達した。
だから松山もゴルフスクールに行けば上達すると思っていました。

でも、実際は違いました。
ゴルフスクールに行くだけで上手くなるなら苦労はしません。

なぜ田中は上達して松山は上達したと勘違いしたのでしょうか?
それは教え方が合わなかったからです。

ゴルフの雑誌やスクールのコーチには体験談から教えているものが多いのです。
よく雑誌でこんなのを見かけませんか?

  • 誰でも直るスライス撲滅練習
  • スライスは5分で直せます。
  • フックの原因はたった1つ
  • これらの解決方法って体験談からきています。

  • 誰でも直るスライス撲滅練習
  • ⇒インサイドアウトの素振りをしたら直った。
     だからあなたも素振りをしましょう。

  • スライスは5分で直せます。
  • ⇒グリップを変えたらスライスしなくなった。
     だからあなたも素振りをしましょう。

  • フックの原因はたった1つ
  • ⇒スイングスピードを遅くしたら、フックせずに飛距離も落ちなかった。
     だからあなたもゆっくり振ってみましょう。

    ※解決方法は例です。

    上の3つの事例には共通点があります。
    私は~~で直ったからあなたも直るよ、という内容。
    これが共通点です。

    これはズバリ合えばすぐに効果を発揮します。
    でも、合わなければ全然効果は出ません。

    今回、松山にはスクールの指導が合わなかったのです。

    コツを掴んだと思っていたのに勘違いだった松山。
    これからどうするのでしょうか?

    第四話はこちら↓

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